Google の健全な検索表示順位って何?

Googleのホームページバブル崩壊 らしい。

このような行為は、Googleのロボットを騙しやすい作業であるばかりか、健全な検索表示順位を著しく阻害する行為であり、スパムとも呼ばれている。しかし、この「規定ルール」の反則技は、正解ラインが難しい。

上記に限らず、記事の中では「騙す」という言葉が何度も使われているが
あくまでGoogle の検索順位(しいてはページランク)を決めるルールにのっとったものである。


今回、ルールを変更したくらいであれば「健全な検索表示順位」のために
改善を行ったのだな、くらいにしか思わなかったのだが、気になったのは

しかし、今回、Googleは、この「微妙なライン」を切った!!

単なる相互リンクページや単なるリンクファームをバッサリと、ロボットのインデックスページから削除した。

という部分だ。
Error 404 (Not Found)!!1 によると

「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すものだ」

だそうである。
ならば、たとえ明らかにスパムと思われる行為を行っているサイトでも
「インデックスページからの削除」という行為は好ましくない。


たしかに、上位に出てこられても迷惑なだけの情報というのは非常に多い。
しかし、それはルールの変更によって、通常の検索ワードで検索を行った際の
表示順位を下げ、ページランクを下げることで対処できる問題では無いだろうか。
そして、しかるべきキーワードで検索を行った場合には
そういったページであっても(ルールに適合すれば)上位に表示してほしいと思う。


気づいたのだが、Google のトップページからいつの間にか
「8,168,684,336ウェブページから検索」といった表示が消えていた。
com とco.jp で微妙に時期が違うけど、2005年の秋くらいから
すでに表示されていなかったらしい(気づいていなかったのは私くらいかも)。
Internet Archive Wayback Machine
今も残っていたとしたら、ウェブページ数が大幅に減っていたのだろうか。